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先週、安曇野シャロムヒュッテへいってきましたよ。今日はシャロムリポート。


           「シャロム」は平和という意味のヘブライ語。

安曇野の豊かな自然のなかに佇むシャロムは 宿泊、農業、レストラン、ショップなどが融合したコミュニティ。
旬なとれたて野菜をつかったお料理を提供してくれるお宿で宿泊。
それだけで十分満足なのですが、ここシャロムは自然との共生、そして持続可能な農的な暮らしを提案、実践されるお宿なのです。

自然農にパーマカルチャー、自給自足の循環型のエコロジカルな暮らしってとっても理想ではあるけれどそれを実現した形ってどんなだろう? 
 
よかったら、旅みやげ。みてくださいね。
  
     

         
シャロムのごはん
   
   
              
畑でとれたオーガニック野菜、穀物を使ったマクロビオティックのお料理。 写真はお昼のランチプレートと夜のコースから3品。 雑穀のソーセージ、サツマイモのタルトなど、お肉も乳製品も使用していないとは思えない満足度☆ 
テーブルにはフォークやスプーンとともにパンが用意されていた。
これは、食事のためではなく、お皿に残った最後のソースまできれいに食べられるようにと用意された「ぬぐいパン」。
美味しい食事も真水に還すにはその数倍の水で薄めなくてはならない。ソースを洗い落とすだけでもそれだけの水や洗剤が必要ですものね。
そんなぬぐいパンも石釜で焼かれた国産小麦の天然酵母パン。美味しく自然への配慮もできちゃったのです。


 
シャロムの家たち   
シャロムは数棟の建物がありその建築のほとんどがオーナーさんはじめお仲間でつくられた手作りの家。 
この建物は数年前、ストローベイルハウスのワークショップで増築されたもの。ストローベイル=わらの壁は、ワラと土でベースをつくり漆喰によって固められている。
ずっと気になっていたこのストローベイルの家。想像していた以上にあたたかくて守られてるような居心地のよさ。    なかはこんなかんじ。 シャンテバザールというフェアトレード商品やオーガニック雑貨のお店となってました。

    窓に使用されているペアーガラスは産業廃棄物を利用、設計変更などで数センチというカットミスでゴミとして廃棄されてしまうペアガラスを無料で譲りうけたものなのだそうです。
ほかにもデッキにひき詰められた煉瓦も、廃材を使用したりとコストもおさえられている。
最近では ガーデニングブームで以前はタダで入手できた廃材煉瓦は、アンティーク煉瓦と名を変え随分な高値で販売されているらしい。
「高いものは手がでない。 じゃあ、どうするか? 答え:カワラの石を積み上げればいいのです。」とオーナー。
貧乏人の鏡です(笑)        暖房は薪ボイラーを使用。ボイラーで暖められた温水が室内の床にはりめぐられた配管をながれ床暖房として利用されている。   
ロビーの石床はほんのりと程よいあたたかさ。

シャロムのガーデン     林のなかにティピ。かわいい☆

                落葉樹に囲まれたガーデンから望む景色はは紅葉する木々と雪化粧の北アルプスが拡がっていた。


  夕食まで畑を散策。

      夜には零下を記録。お天気には恵まれた旅。お月様も高くたかくにいるようでした。




  シャロムの朝

シャロムでは毎朝、ヨガとシャロムを散策するツアーが行われている。
ねぼすけの私も 珍しく早起きをして日の出を楽しみ、ツアーに参加。

   Nちゃんとビジタさん
  シャロムの森には、シュタイナーに基づいた野外保育園がある。 子供達はここでツリーハウスをつくったり、火をくべ窯でご飯をつくったり・・・。 
前日ここで昼食をとる子供達をみかけた。大きな声で「いただきます」のご挨拶。森の中でわぁ、きゃぁ遊んだあとのご飯きっとおいしいよねぇ。

ここにはコンポストトイレがある。 ウンチがやがて土へと還ってゆく仕組みを 小さな子供達は知っているんだね。
こういったものを目にするたび自然には無駄などないこと驚かされます。


 シャロムの野菜
シャロムのお野菜たちは自然農法、パーマカルチャー、ロックスパイラルガーデンといった自然に適した農法で育てられる。
畑には 多種の野菜やくだものが雑草と共生しながらそこにある。
雑草を抜きさらってしまうことも、土を耕すこともしない。

木や雑草を抜きさらい、一種の作物のみを栽培する。効率的な農法であるが4~5年のうちはよいが、やがて土はやせ、作物は実らなくなる。
一方、多種の植物が共存する森はなにもしないのに持続しつづける。「なにも手を加えないこと」「自然に寄り添うこと」効率は決してよくはないが、共生しながら持続を可能にする。これが自然農法のヒントのようです。

「自然の野原に育つ草花は、人の手など借りずともちゃんと育っていく。
特別な知識を得るよりも自然のしくみをみていれば答えはちゃんとそこにある。
特別な道具なんか必要ない。250円のカマと種があれば畑は充分やれる」

言葉ほど簡単なものではないと思うけれど、
雑草も虫も微生物も共存してはじめてこの環境が生まれる。  
この畑には敵もみかたもないということになんだかホッとさせられた。





 


効率や生産性を重視した専業分業化の今の社会の対価が
お金という豊かさとすれば 
自給自足、すべてを自分達で作り上げてゆくここシャロムの豊かさは ココロの自由さと時間に縛られないということだろうか。


☆シャロムから 私のいまのとこ暮らしに取り入れられそうなこと☆
1、まずは汗水をたらして働けること、なんとか(笑)食べ物を手にいれられていることに感謝。

2、完璧には無理だけど これって土に返るのかなぁ?ってとこから意識してみよう。

3、「ぬぐいパン」の実践!  これは実は友人AIちゃんからもアイディアをいただいてました。  つぎの料理教室でコレ、やろ(笑)
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素敵ねw
yokoちゃんこちらでははじめまして!
先日シャロムの写真をkaoriサンにみせてもらったばっかりだったの。
雰囲気いいよね。
ワタシも行ってみたいな~。
18日楽しみにしてますよ~。
よろしく~~。
そして、スープと~ってもおいしかったよ。
麦味噌良い感じでしたw
おかわりもしちゃったよ~。

また遊びに来ます!!チャオ!
aya URL 2007/12/03(Mon)10:06:16 編集
Re:素敵ねw
ayaちゃん、ありがと~~~。
このまえはほんと楽しいライブだったよね。  スープもおかげさん、おいしくなったね。かおりさんと祈ったかいがあったよ(笑)
18日うれしいなぁ。 こちらもまたまた大好きさんが勢ぞろいだからね、楽しみなんだ。   よろしくね☆  AYAちゃんのブログ時々みているよ。ステキだなぁ、っておもいつつ よもやAYAちゃんのとは。知りませんでした(笑)
【2007/12/04 01:16】
無題
久しぶりにポトリ日記読めた。
シャロム 行ってみたいなあ。
無駄のない循環する 暮らし。楽にご飯はたべれないけど、
便利すぎて、 持て余しても、しょうがないよね。
スープうまそう。。。!
yuri 2008/01/04(Fri)10:49:21 編集
Re:無題
もうすぐあえるんだね!
楽しみだよ~。 ユリちゃんとまたいろんなこと語らいたいな。
マジックの話もね(笑)
それから パンプキンバッグ楽しみにしてます。 
【2008/01/07 02:13】
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